皆さんはトランプ大統領の起こす株価ビッグウェーブには上手く乗れていますか?
私の船は大波に飲まれ転覆しました。タイタニックです。
いきなり含み損100万!?( ゚д゚)…。
欲を出したら失敗する典型的なパターンをやらかしてしまいました。
この愚かな姿を投資家の皆さんの糧にしてもらうのと同時に自分への戒めとしてここへ記録として残しておきたいと思います。
事の経緯となぜ大きな含み損を出したか
私は元々楽天VTIの積立投資を行っていたが、金額も大きくなくボックス相場が続いていたため一向に利益を出せずにいた。
私は27000ドル近いダウ平均株価を割高だと思っていて、一旦下落したタイミングでやや大きめにエントリーをしようと思っていたが、一向に株価は下がらずモヤモヤした気持ちが続いていた。
あれは、7月上旬のこと。G20の米中首脳会談が開催され、大きな進展がないと見込まれていた会議で米中貿易摩擦に関する前向きな発表があった。それをうけてNYダウ平均株価は大きく上昇し、史上最高値を更新した。
G20後の高値更新とポジティブなニュースを見て私は米中貿易戦争が一気に解決に向かい1年半ボックス相場だった株価がついに上昇に転じるのではないか、このまま下落するタイミングを待っていては資金を投入するタイミングを失ってしまうのではないかという焦りがあった。
そこで私は大きく判断を誤った。短い期間で1600万という金額を投資してしまったのだ。
賢い者ならば、機械的に積立投資を続けていくべきだったのだろう。
私はこのままNYダウが急上昇したらチャンスを逃してしまう!その時は、そう短絡的に考えてしまった。典型的なダメな人間の思考である。
頭のネジが外れたトランプ大統領と面子を気にする国家主席が合意など出来るはずがない。どちらも妥協などしないのだ。よく考えれば分かることだったが、この時の私は正常な判断力を失っていた。
7月末にかけて予想に反し円安傾向に傾いていたので、予定よりも投資額を増やしすぎていたこともあり冷静さを取り戻していた私は一旦、半分は利確し現金に戻そうと考えていた。
為替のせいもあって30~40万円ほどの含み益があり、株価もここからすぐには上昇しないとも考えたわけだ。バフェット指数が150近いこともあり暴落に対する恐怖もあった。
この時の為替は1ドル108円83銭で、2~3日待って109円にならなそうであれば1000万円程を利確すると決めていた。
しかし、その矢先…
突然、トランプ大統領が中国への追加関税を発表し、中国もそれに応戦した。
米国議会の承認を経て中国を為替操作国に認定。楽観視されていた米中貿易摩擦が再び激化するとの懸念からS&P500・NYダウは一転して大幅に下落した。
さらに円安から円高へ大きく為替が動いたことにより評価額が下落、私はエントリー早々、100万円ほどの含み損を抱えてしまったのだ。
投資を始める前、一括投資は悪手であり積立投資こそが最もリスクを抑えリターンを得る方法だと理解していたにも関わらず、このような愚行に出てしまい大きな失敗をしてしまった。
自分の欲に負け目先の利益を求めた結果というわけだ。
この反省を踏まえ、今後は投資のルールを厳格化するとともに同じ過ちを繰り返さないよう1度の大きな投資は控えると心に誓ったのだった。
今後のルールと方針
- チャンスだと思っても一気に買い増しは控える
- トランプ大統領の言動には一喜一憂しない
- 今後も長期の視点で投資をしていくことは変わらない
- 投機はしない
あくまで、今回の-100万円は含み損であるので当然損切り確定はせずに冬眠してやり過ごそうと思います。ETFなので大きな暴落さえなければ、数ヶ月で戻すとは思うので。
今後、定期的にこのブログで報告していく予定です。
(特に動きがなければ書かないけど)
報告:
ダウが27000円台に戻りプラ転したので一旦一部を利益確定しました。