投資と哲学

Re:損から始まる投資生活

【たった3ヵ月】コロナ大暴落からの株価回復が早すぎる件【NYダウ・NASDAQ】

あれは忘れもしない今年2月後半の出来事…

選挙が目前に迫るトランプによるなりふり構わない株高政策によりNYダウは史上最高値30000ドルに到達しようとしていた。

しかし、そんな矢先、浮かれた投資家の希望を打ち砕く事件が発生した。

新型コロナウィルスという人類の天敵によって人々のつながりは失われ、グローバル経済は粉々に破壊されてしまったのだ。

 

mymedia.hatenablog.jp

 

パンデミックにはならない。すぐにウィルスは終息するという当初の楽観的な見通しは外れ、一般の投資家達がコロナの脅威に気づき始めた時には既にアルゴリズムの高速取引により損切り出来ないレベル程にまで株価は下落。底の見えない無慈悲な暴落に成す術もなく投資家達は資産がただ目減りしていくのを震えながら見守るしかなかった。

 

連日のようにサーキットブレイカーが発動し、遂にNYダウは5年前の水準、トランプ相場を完全にチャラにしてしまう18000円台まで落ち込んだ。

 

100年に一度の暴落

世界大恐慌の再来

リーマンショック越え

 

各所のアナリストが次々と人々の恐怖を煽り、今度ばかりはダメか…都市が封鎖され実態経済がズタボロじゃ株価のV字回復はとても見込めない…良くても3年以上の懲役は覚悟しておかないとな…

リーマンショックの時は100年に一度って言ってたのに、また100年に一度の出来事かよ!まだあれから十年しか経ってねーじゃん!!嘘つき!!

手元に資金が戻るまで当面は投資家引退だ。そう思っていた。

 

しかし、FRBによる金融緩和や感染者数の鈍化等コロナ終息の兆しが見えてくると、3月末には18000円台まで落ち込んだNYダウ平均株価は6月上旬には27000台まで回復。

たった3か月、まだコロナが終息したわけでもないのにこの驚異の戻し。二番底など存在しないと言わんばかりの連日の力強い暴騰。

一時期は為替含めて-500万という新記録を達成した私の資産は3か月後には既に含み益に戻っていた。

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もうついていけないぜ…この狂った相場には。

 

狂ったように上がっていくダウとナスダックを眺めながら、僕の頭の中ではこの曲が何度もリピートしていた…

 

USA!!USA!!

 

カーモンベイベー!!

 

アメリカ!!

 

DA PUMPいいよね(*'ω'*)